自分を許す /「スタンフォードの自分を変える教室」

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誘惑や依存症に苦しんだり

物事を先延ばしにしたり

やる気が出なかったりして

困った経験のある方々

−つまり、すべての人−

に本書を捧げます。

 

ケリー・マクゴニガルはスタンフォード大学の心理学者。彼女が教える「意志力の科学」は”人生を変える授業”といわれています。

「物事をぐずぐずと先延ばしにしないようになれるか」

「どうしたら誘惑に打ち勝つ強さを身につけられるか」

科学的な根拠と、講義で評判の良かった実践的なエクササイズ。この両方から「なりたい自分」になるための戦略を学びます。

精神論では意志力を強化できない。本当に必要なのは、失敗に対する罪悪感や自己批判ではなく、自分に対する思いやりと、自分の心と体の反応を科学者の目で観察することだと彼女は言います。

  

このフレーズ

失敗した自分を許す

「実際に失敗を経験した時は、失敗を許すのが大事で、投げやりになって誘惑に負けたり、目標をあきらめたりしないことです。こと自己コントロールに関しては、自分を責めるよりも、自分への思いやりを持つ方がずっとよい戦略です。」

人が挫折する時

気分が落ち込んでストレスを感じると、気晴らしがしたくなる。ドーパミンが放出されると気分がよくなり、一時的とはいえ「やれそうな気がしてくる」から。

しかし息抜きをしようとしたつもりがかえって罪悪感を抱いたり、調子よくやっていたことが一度崩れると、全部がイヤになってどうでもよくなってしまう。やる気が冷めてしまったり、ついやりすぎてしまったり、感情的になってギャンブルで大負けしてしまう。

「またやっちゃった!」「1万円だけのはずが!」

そして落ち込む、というループにはまってしまう。

 

ここで最悪なことは、自己批判をすること。「自分はなんてダメなんだろう」「こんなこと何回繰り返せば気が済むんだ」と自分を責めることは、つねにモチベーションや自己コントロールの低下を招きます。

 

小さなミスからの大失敗

きっかけは小さなミスだったはず。

それがいつの間にか取り返しがつかないほどの損失にふくれあがっている。一杯だけのつもりで飲みはじめたら、いつの間にかボトルが空になっている。

一度の失敗によって「どうにでもなれ効果」が発動すると、これだけは避けたいと分かっているのに、自制心が失われてどうでもよくなってしまう。最初の目的を忘れて、楽しめればいいと思ってしまう。絶対に守ると誓ったルールは消えてしまう。自分をコントロールできなくなって失敗を重ね、自分を責めて、自信を失う。

 

こんなときは、ルールがよくなかった、もっと厳しいルールを作ろうと思いがちだけれど、それはあまり意味がない。自分に厳しくしても意志の力は強くならないからだ。一番いい方法は、自分を許すこと。自分を思いやり、なぐさめの言葉をかけてあげる。

「あまり自分に厳しくしないように。誰だって自分を甘やかすこともあるよ」

 

実践!やること

一度のミスで気持ちを切らせない

プランBやプランCも考えておいて、次に集中する。いつまでもクヨクヨしない。

「戦略的判断により、今は○○する」

感情と行動を切り離すにはこれが一番。

ミスから気が大きくなってきたら危ないサイン

あたりの宝くじだけを買う

当たるかもしれない、は当たらない。

 

 まとめ

なるほどなー!と思ったところがもう一ヶ所。

「人はいいことをすると、ごほうびが欲しくなる」

「いいことをすると、ちょっとくらい悪いことをしてもいいと思ってしまう」らしい。

どこかで聞いたことがあるような話。

ダイエットが続かない理由と、SNSを普及させたのは「いいね」説がそこにはありました。